《新着》

4) 雄大にうねる釧路川に沿って 
       ─中戸川吉二「兄弟とピストル泥棒」の旅─
 

はじめに
1. 中戸川吉二と「兄弟」  2. 吉二の父と釧路  3. 青年期、そして小説家として
4. 文に表れた〈北海道〉  5. 見知らぬ男  6.“好きになる”心
7. “ピストル”──“泥棒”
 

3) 共鳴する空間 ―中戸川吉二と里見クの北海道/東京― 

(一)異質な空間
1. はじめに  2. 対極的な空間

(二)中戸川吉二 ─異質性の融合─
1. 二つの領域  2. 小説──東京──不良

(三)辺境とモダン
1. 「兄弟とピストル泥棒」  2. 〈釧路〉における兄弟の位置  3. 地名の迷宮
4. 父と釧路  5. 心の接点──東京

(四)里見クの〈洞爺行〉

(五)「銀二郎の片腕」 ─里見が創作した〈北海道〉─
1. 喚起し合うテキスト  2. 「銀二郎の片腕」─その空間─  3. 「銀二郎の片腕」─人物と場所─



1) 賢治と夜空 ─西洋星座図と曼陀羅とのあいだ─

(1)はじめに  (2)『なめとこ山の熊』  (3)おそろしい夜空  (4)天空の曼陀羅
(5)〈月天子〉信仰  (6)「二十六夜」  (7)星の童話  (8)変転する星座の図像


2) 心のスナップショット ─石川啄木と同世代の青年たち─

【1.はじめに】
 釧路にて─〈啄木〉の思い出

【2.新体詩人時代の啄木】
1)同世代人にとっての啄木 ─小泉鉄の一文から─
2)『明星』の啄木と少年読者たち
  ・三浦直介・郡虎彦・園池公致
  ・啄木の美文
  ・小泉鉄
  ・詩の表記の美しさ
3)早熟のイラストレーター・児島喜久雄

【3.短歌時代の石川啄木】
1)詩から短歌へ ─まなざしの変容─
2)写真表現とのシンクロニシティ
3)〈想い出〉のスナップショット

【4.啄木の晩年期】
1)表現意識とブルジョアジーの時代
2)交換されるイメージ ─啄木と白樺派─
3)生き続ける〈啄木〉


※本文中の引用文についての注記
(1)原典が旧かなづかいの場合は、基本的には、その表記に従っています。
   ただし促音については、読みやすさのため、小さく(っ、ゃ、ょ のように)表記しています。
(2)旧漢字は、原則として、常用漢字またはフォントのJISコードにある漢字に変えています。

 

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