【銀の星の簡単なプロフィール】
幼い頃から好きだったのは、宮沢賢治の童話と詩。また、中学校に入る頃からは、武者小路実篤の小説をよく読むようになりました。
(自分が、いつか、ことばをきちんと使えるようになったなら、この人たちの作品がこんなに素敵だという事を、みんなに伝えることができるのに…)と思いながら、すでに幾年月。
実にのろい歩みですが、今も、少しづつ、夢に向かって進んでいます。
現在は、明治から大正までの、文学・美術・思想の関わりを中心に研究しています。
【発表論文リスト】
1) 宮沢賢治 詩の世界 ―「真空溶媒」を中心に―
1986年9月 藤女子大学国文学雑誌37号
2) “はずれ者”の心意気 ―宮沢賢治『楢ノ木大学士の野宿』―
1988年9月 藤女子大学国文学雑誌41号
3) 〈風の又三郎〉とは誰だったのか ─異界との交錯─
1990年3月 藤女子大学国文学雑誌44号
4) 芸術の前史 ―Aestheticsとの遭遇―
1995年5月 國語國文研究(北海道大学国語国文学会)第100号
5) 妙想と湊合 ―フェノロサと日本〈美術〉―
1995年11月 國語國文研究(北海道大学国語国文学会)第101号
6) 〈書ハ美術ナラス〉か ―小山正太郎対岡倉覚三・日本美術〈論争〉の起点―
1997年11月 國語國文研究(北海道大学国語国文学会)第107号
7) 〈思想画〉としての情景 ―外山正一「日本絵画の未来」について―
1998年3月 北大文学部紀要46-3号
8) 〈美文天皇〉と〈観音〉 ─坪内逍遥対森鴎外〈没理想論争〉について─
1998年10月 北大文学部紀要47-1号
9) 〈世界〉を憂える青年 ─斎藤野の人から武者小路実篤へ─
2000年10月 日本近代文学(日本近代文学会)第63集
10) フェノロサと「浮世絵史考」
2000年12月 近代画説(明治美術学会)第9号
11) 〈写真〉と日本の近代 ―下岡蓮杖を中心に―
2001年2月 アジア文化研究(韓国・木浦大学校)第5輯
12) 〈学習院〉の青年たち ―『白樺』前史・武者小路実篤を中心に―
2002年11月 文学(岩波書店)隔月刊 第3巻第6号